ジャッキーマクリーン (jackie mclean) ディスコグラフィー
ジャッキー・マクリーンの魅力的なアルトサックスの音色を味わう。
"ジャッキーマクリーン (jackie mclean) ディスコグラフィー (Discography)”では、
アルトサックス奏者のジャッキー・マクリーンに焦点をあてながら、
1950年代からのジャズシーンの流れを解説します。
ジャッキー・マクリーンというアーティストをこよなく愛す方はもちろん、
これから自分も楽器を始めようとされている方や、
ジャズがもっと上達できればと考えていられる方のお役に立てるような、
ジャズにはまり始めた初心者の方にも解り易いサイトにしていきます。
「音楽は、うんちくが先に来るべからず、まず聴こう。話はそれからだ。」という信念で、
各アルバム解説は進行します。
居酒屋ジャズ
・巷の「ジャズが流れるお店」は、バーやレストランだけでなく、最近は、普通の居酒屋さんなどでも景気のいいジャズが流れています。注意して聞くと、ビバップ/ハードバップの時代の音源が多くチャーリー・パーカーや、ジョン・コルトレーンなどのサックス奏者や、勿論同時期に活躍していたジャッキー・マクリーンの演奏もよく聴こえてきます。一般的な"ジャズ"という音楽の使われ方が変わってきてるようで、居酒屋ジャズ=景気のいい音楽は、サックスやトランペット等の管楽器の入った華やかな音源が多く、よりアグレッシブな、ゴリゴリの演奏が使われます。バーなどのジャズ=お洒落で気取った音楽とする場合は、ピアノトリオやバラッド演奏がやはり多いですね。
このサイトでは、"居酒屋で聴けるマクリーン"的な解釈で展開します。
ジャズの醍醐味を知る。
ジャズに興味を持ち始めた方や、潜在的に興味があった方がジャズのことを知ろうとするなら、私は一人のミュージシャンを軸にして、その演奏の時代背景や、曲の解釈の仕方など、
いろいろな角度で楽しむのがいいと思います。
そして、私はジャッキー・マクリーンの演奏を聴くことを薦めます。ジャズの歴史の中で、決して同時期のミュージシャンに影響を与えるような天才ではなかったが、特にニューヨークで起こったジャズの大きなうねりの中で光を放った、ジャッキー・マクリーンに焦点をあてる事で、居酒屋ジャズも幾ばくか楽しんでいただければと思います。