Taylor's Wailers(Prestige7117-Art Taylor)

Taylor's Wailers(Prestige7117-Art Taylor)
Taylor's Wailers(Prestige7117-Art Taylor)

なし 1.Batland 1.バットランド
なし 2.C.T.A. 2.C.T.A.
なし 3.Exhibit A 3.イグジビットA
なし 4.Cubano Chant 4.クバノ・チャント
なし 5.Off Minor 5.オフ・マイナー
なし 6.Well, You Needn't 6.ウェル、ユー・ニードント
Jackie McLean(as) ⇒ジャッキー・マクリーン(アルトサックス)
Donald Byrd(tp) ⇒ドナルド・バード(トランペット)
Charlie Rouse(ts) ⇒チャーリー・ラウズ(テナーサックス)
John Coltrane(ts) ⇒ジョン・コルトレーン(テナーサックス)
Ray Bryant(p) ⇒レイ・ブライアント(ピアノ)
Red Garland(p) ⇒レッド・ガーランド(ピアノ)
Wendell Marshall(b) ⇒ウェンデル・マーシャル(ベース)
Paul Chambers(b) ⇒ポール・チェンバース(ベース)
Arthur(Art )Taylor(ds) ⇒アーサー(アート)・テイラー(ドラム)

Taylor's Wailers : ★★☆
Prestige 7117 (Recorded February 25, 1957)
- McLean(as) Donald Byrd(tp) Charlie Rouse(ts) Ray Bryant(p) Wendell Marshall(b) Art Taylor(ds) -
1.Batland 3.Exhibit A 4.Cubano Chant 5.Off Minor 6.Well You Needn't
(Recorded March 22, 1957)
- John Coltrane(ts) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds) -
2.C.T.A.

超多忙ドラマーの率いるレギュラー・グループ「テイラーズ・ウェイラーズ」名義の一枚。 このグループの活動期間は半年間しかなかったそうで、アルバムとして残っているのは当盤のみのようです。 テイラーのリーダー・コンボとはいえ、でしゃばり過ぎないサポートはさすがで、引っ張りだこだったのもうなずけますね。 さて、ここでのマクリーンは燃焼度が今一つといった印象を受けるのですが、このグループの目指していた「新しいハード・バップ」というコンセプトに照らし合わせてみると、試行錯誤しながらの演奏ではないかと思うのです。 特に(3)では、この時期によく使っていたフレーズに所々アウト的な音を織り交ぜており、よく聴くと興味深い内容となっています。 (2)は何故か一緒にアルバムに入れられた、コルトレーン・ガーランド クァルテットの演奏。