Drum Suite(CBS-Art Blakey)
・収録曲( 年 月 日録音)
Jackie McLean(as) | ⇒ジャッキー・マクリーン(アルトサックス) |
Bill Hardman(tp) | ⇒ビル・ハードマン(トランペット) |
Sam Dockery(p) | ⇒サム・ドッケリー(ピアノ) |
Jimmy 'Spanky' DeBrest(b) | ⇒スパンキー・デブレスト(ベース) |
Art Blakey(ds) | ⇒アート・ブレイキー(ドラム) |
CBS (Recorded December 13, 1956)
CBSに吹き込まれたJM物の一枚。 前半はパーカッション中心のアフリカン・ミュージックで、ジャケやパーソネルをご覧になれば大体の演奏内容は想像はつくかと思います。
さて、マクリーン参加の(4)~(6)を聴いてみましょう。 (4)でのマクリーンは珍しく1つのモチーフを発展していくソロ展開を見せます。 切り裂くトーンが何とも言えずマクリーンですね。 (5)を聴いてふと思ったのですが、ハードマンのフレーズの随所にマクリーンの影響(模倣)が見て取れます。 節回しなんかそっくりですね。 (6)はこのアルバムでのベスト・トラック。
ラテン~4ビートのテーマ(これがまたカッコイイ)を経てソロ・ブレイクする構成は、実にゾクゾクしますね。 マクリーンはブレイクから飛ばしていますが、印象に残るのはブレイクの部分。 可も無く不可も無くといったソロです。